ホーチミン旅行や赴任で、まず困るのが「着いてすぐネットを使いたい」問題。空港でSIMを買う列に並ぶのも手だが、最近は出発前にスマホだけで準備が完了するeSIMが便利だ。
このガイドでは、ホーチミン(ベトナム)でeSIMを使う方法を、対応端末・設定・料金・現地SIMとの違いとあわせて在住者目線でまとめた。
※ eSIMの料金・プラン・現地での取扱いは変わりやすい項目です。本記事の価格は2026年6月時点の目安で、為替でも円換算は変わります。購入直前に各社公式サイトで最新の料金・条件を確認してください。
eSIMとは・ベトナムで使えるか
eSIM(イーシム)は、スマホに内蔵されたチップに通信プランを書き込む仕組み。物理的なSIMカードを差し替えなくても、QRコードを読むだけで回線が使える。
ベトナムでは、トラベルeSIM各社が大手3キャリア(Viettel・Vinaphone・Mobifone)の回線を使ってデータ通信を提供している。対応端末さえあれば、ホーチミンでも問題なく使える。
対応端末の目安
- iPhone: XR / XS(2018年)以降が対応(iPhone X以前は非対応)
- Android: Galaxy S20シリーズ以降、Pixel 4以降、一部のXiaomi/OPPO等
- 確認方法: 設定 → モバイル通信 → 「eSIMを追加 / Add eSIM」の項目があれば対応
※ 中国・香港版のSamsung端末などはeSIM非対応のことがあります。日本で購入した端末は基本対応ですが、念のため確認を。
eSIM vs 現地の物理SIM
どちらが向いているかは、使い方しだい。
📲eSIM と 現地物理SIM の比較
一般的な傾向。プランで例外あり
eSIM(トラベル)
日本番号を残せる/音声通話は不可/対応端末必要
現地キャリア物理SIM
店舗でパスポート登録必須/日本SIMを抜く必要
- eSIM向き: 短期旅行、手軽さ重視、日本番号を残したい、データだけあればいい人
- 物理SIM向き: ベトナムの電話番号が必要(一部の配車・予約・銀行のSMS認証)、古い端末を使う人
物理SIMの買い方はベトナムのSIMカード購入ガイドに詳しくまとめている。
主なeSIMの選択肢と料金の目安
💳ホーチミン(ベトナム)向けeSIM 料金の目安
2026年時点の目安・変動あり。購入直前に公式で確認
Airalo(固定GB型)
データ専用・接続時に課金開始
Holafly(無制限型)
ホットスポット1日500MB上限の報告
Ubigi(月額型)
長期滞在向き
キャリアのツーリストeSIM
1日5GB制・データ専用・パスポート不要
- 短期旅行 → 固定GB型(Airalo等、必要な分だけ)
- ヘビーユーザー・長期 → 無制限型(Holafly等)や月額型(Ubigi等)
- ⚠️ 無制限プランの注意: 多くが「1日◯GBで以降減速」の隠れ制限あり。購入前に条件を確認
※円換算は為替で変わるので、本記事では固定額を断定していません。最新は各社公式で。
eSIMの設定方法
オンライン購入から利用開始までの基本の流れ。
- オンラインで購入 → メールでQRコードが届く
- 出発前に端末へインストール(iPhone: 設定 → モバイル通信 → eSIMを追加 → QRをスキャン → ラベル設定)
- ベトナム到着後にアクティベート → 多くは「対応ネットワークに接続した時点で課金開始」。日本ではまだ起動しない
- 機内モードを解除して接続を確認
注意点
- 端末がSIMロックされていると起動しない(事前にアンロックを)
- eSIMは原則「使用予定日の30日前以内に購入」(各社ルール)。早く買いすぎない
日本番号を残す「デュアルSIM」運用
eSIM最大の利点が、日本の番号を物理SIMに残したまま、ベトナムのデータをeSIMで使うこと。
- 物理SIM(日本番号): 通話・SMS(日本宛のSMS認証も受けられる)
- eSIM(ベトナム): モバイルデータ(こちらだけデータローミングON)
eSIMを追加しても日本の番号は消えない。設定で「モバイルデータ」をeSIM側に、通話/SMSを日本SIM側に割り当てればOKだ。
データ専用・通話・テザリング
- トラベルeSIMは基本データ専用。通常の音声通話は不可 → 連絡はWhatsApp/Messenger/LINE等のデータ通話で代替
- テザリング(ホットスポット)は多くで可能だが、プランにより上限あり(例: Holaflyの無制限はホットスポット1日500MBの報告)。多用するなら購入前に確認
SIM登録・パスポートの注意
ベトナムでは全SIM利用者に実名登録が法律上義務づけられている。
- オンライン購入のトラベルeSIM(AiraloやキャリアのツーリストeSIM等)→ メールアドレスのみでパスポート登録不要
- 公式店舗・空港で物理SIMを買う → パスポート提示+本人確認登録(eKYC)が必須(5〜10分程度)
物理SIMを現地で買う予定なら、パスポートを忘れずに。
まとめ
ホーチミンのデータ通信は、出発前に準備できるeSIMが手軽。使い方に合わせて選ぼう。
- 手軽さ・日本番号維持 → トラベルeSIM(Airalo/Holafly/Ubigi等)
- 現地番号が必要 → 現地キャリアの物理SIM(SIMカード購入ガイド)
- 設定: 出発前にQRでインストール、到着後にアクティベート
- 料金: 数ドル〜$70前後(2026年目安・要確認)、無制限は隠れ制限に注意
着いた瞬間からネットが使えると、配車も地図も翻訳もスムーズ。旅・赴任の出だしが快適になる。
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